Hba1cを下げるには血糖値の上昇を上手にコントロールするのが一番!そのためにサプリを有効活用しませんか?
Hba1cを下げる為に必要な血糖値のコントロール。運動療法でも、食事療法でも計画的にきちんとすれば思っている以上に結果は正直に出るという事を身をもって経験しました。
そんな中でサプリは処方薬と違い劇的な効果が望めないのは事実です。
実はそこがサプリで失敗する大きな要因の一つだという事がわかりました。
劇的な効果は望めない上にその効果が出始めるまでの時間が長いサプリにだけ頼って、他に何もしない様では実際に大きな変化は見られるはずもない、だから「サプリは効果がない」と思われてしまうのは至極当然のことだと思います。
しかしそんなサプリでも飲み方や療法との組み合わせで持てる機能を最大限に引き出す事が出来るのです。
そういう視点からサプリを紹介させて頂ければと考えています。
冒頭でも申し上げましたが、サプリだけでHba1cを下げるというのは無理があると思われます。 もし単独でも効果を望むのであれば4.6~6.2%という正常値の範囲内にある場合で上限に近いところにいるなら、ひょっとするとサプリだけでも十分な効果を得られるかもしれません。
しかし、すでに糖尿病と診断されHba1cの数値も8.0%を超えてしまっている場合には、正直サプリだけでは荷が重いのではないか、そう思っても不思議ではありません。
それでも下げる努力を怠ると将来たいへんなことになってしまう可能性も高くなりますから、何とか薬を飲まなくてもコントロールしていける方法はないか試行錯誤しました。
それで分かったことは、薬ですら今までと同じでは劇的な効果がなかったという事なのです。
トラゼンタという薬を処方してもらい飲み始めましたが、「薬を飲んでいるから食事も運動も今まで通りでいいだろう」という考え方で1ヶ月後の検査に臨んだ時Hba1cは7.5から7.8%に、さらに1ヶ月後には7.8が8.3%に上がってしまったのです。
このままではいけないと心機一転、処方薬+運動療法をまず取り入れ次の1ヶ月では一気に7.3%まで改善、その後6.8まで下がった時点で一旦薬を止めてサプリメントに切り換えました。
もちろん運動はしっかりやっていますし、多少食事にも気を付けるようにはしていますが薬なしでもなんとか6.5%前後をキープできています。
やればできるのです!
Hba1cは過去1~2か月間の平均血糖値という言い方は正確ではないかもわかりませんが、考え方としては間違っていないと思います。
という事はやはり必要なのは血糖値のコントロールという事になりますね。
考え方としての優先順位は大体はこんな感じでまとめました。
血糖値の動き | 対策 |
1、上昇する回数を少なくする | 間食をしない事につきます |
2、上昇する量を低くする | 糖質の摂取量を減らす |
3、上昇する時間を緩やかにする | 野菜を先に食べるなどの食べる順番の工夫 |
4、下降する時間を早くする | 食後の有酸素運動が効果的 |
5、全体的に低い状態で保つ | 食事の量を制限する |
大きくは5つに分けて考えてみましたが、それぞれ共通してできる対策もありますが個別に対処しなければならない事もあります。
下のグラフは通常・間食・全体的に低くなった場合の3種類の食後血糖値の変化をグラフにあらわしたものですが、どの平均値(Hba1c)が一番低いか視覚的にすぐにお判りになるのではないでしょうか。
これをまとめて考えると、
この方法で、薬を飲まれている方は薬離れを、まだ飲まれていない方は飲まなくてもいいようにそれぞれの目標で取り組んでみてください。
最後に錠剤タイプでいつでもどこでも飲みやすく臨床試験で結果が出ているものを中心にサプリのランキングをまとめておきましたのでご参考頂ければ幸いです。
水溶性の食物繊維で糖を吸収し、体内への取り込みを抑制することで血糖値の急上昇を抑える効果が報告されているサプリメントのランキング。
Hba1cを下げるための血糖値をコントロールするとされるサプリという事で、錠剤タイプのものに絞ってご紹介させて頂きました。
それぞれのサプリには特徴があり、目的やメーカーが明示している効果などに合わせて選択されると良いと思います。
また、その特徴を生かして2種類を同時使用するという方法も相乗効果を生む可能性も高いと思われます。色々と試して見て数値で結果が出てくると嬉しいですし、更にやる気も出るというもの。
おすすめの組み合わせはイヌリンでの吸収を抑制しつつ、オリゴ糖への変化で腸内環境改善の望める「金の菊芋」と糖をエネルギーとして燃焼させる手助けをしてくれる「アラプラス 糖ダウン」でしょう。
そこに可能な限り運動(食後20分程度のウォーキングがおすすめ)を加えることでその相乗効果が期待できるでしょう。
Hba1cを下げるには、対策の組み合わせがポイントだと思います。
処方薬・サプリ・運動・食事をご自身なりに組み合わせて対策し、より良い方向に改善していきたいものです。